大会長あいさつ

2020年東京オリンピックを目前に、活気づいている東京、江戸川の地、船堀タワーホールで記念すべき「第20回日本医療情報学会看護学術大会」を開催させて頂くことになりました。
本学術大会のテーマは「看護の知と技の継承〜看護師がすること、AI・IoTに委ねること〜」です。

多職種協働、チーム医療が進み、看護師が実践していた業務が他の専門職や看護補助者へ委譲される中、看護師の仕事や役割は何かを常に考えさせられてきました。看護師は医師を中心とするチームの中で、患者・家族・医療者が同じ目標やゴールに向かっていくために、いくつもの役割を担っています。それは医療の中にICTが活用される時代に変わって業務が効率化されても、看護の本質と求められる役割は変わらないと思います。

政府は、より質が高く効率の高い医療の実現に向けて2020年をめどに、ビッグデータやAI(人工知能)・IoT(Internet Of Things)などを活用した「次世代型保健医療システム」の運用を始める考えを示しています。
私たち医療の要である看護師は、看護の本質を大切にしながら、次世代へつないでいくこと、ICTへ委譲することを判断し、選択することが求められます。

江戸川区は江戸幕府の直轄領であり、漁業や野菜の栽培で人々の生活を支えてきました。古き良き江戸の情緒を感じながら、未来に向かう看護・医療の姿を想像し、多くの方のご参加と活発な議論が展開されることを願っております。

第20回日本医療情報学会看護学術大会
大会長 相馬 泰子(NTT東日本関東病院)